昨年10月からこのブログ放置してました。。そろそろ書こうかな。


by yokoyoko10
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天津タイムトリップ旅行

昨日、天津に観光に行ってきました。
北京から電車にのって1時間半、中国の4大直轄都市のひとつです。
中国のどの都市も開発がすごい勢いで進んでますが、天津の
スクラップド&ビルドもすさまじいものがありました。
戦時中の租界地だったせいか、どことなく洋館風だったり細工が細かい建物が
点在していたのですが、保存状態がよくなくてかなりガタがきてる感じ。
さらにそういうところはどんどん壊されてるようで、昔風を模したあまり風格のない観光地に
なっていたり、広い更地になっていたり、新しいものと古いものがいれかわるちょうど過渡期の
ような感じでした。

もともと歴史の残る街並みが好きなので、ついついそういうところに足が向いてしまうのですが、
広い大通りを気の向くままにすっと小道に入ってみたら、
そこは北京でもお目にかかれないようなオールドタウンでした。
もう人が住んでいるのかどうかもわからないような崩れっぷり。
でも、こういうのってわくわくしちゃうんだよなあ。
そして見つけた、掘っ立て小屋に毛がはえたような超レトロ演芸場。
題目はよくわかんないけど、4元(約60円)で京劇が見れてお茶付。
おそるおそる入ったら、ほとんど光のはいらないうすぐらい客席に
数十人のおじいちゃんたちの姿がうかびあがる。
補修に補修を重ねたような、手作り感ありありの舞台。
そして伝統楽器の伴奏が始まり、ここで京劇が見れるなんて、という期待と裏腹に
登場したのは、おめかしした田舎のおばちゃんだった。
・・・どこが京劇??
ようやくわかったのは、京劇中の歌をいろんなおばちゃんが披露して、それをおじいちゃんたちが品評する、というようなことでした。
その品評が粋なんです。
この人の歌声はいい、と思ったら10元(150円)をさっと係員に手渡し、その回数に応じて
舞台上に花が並ぶんです。
なんでこの人が?と思うような民謡風のおばちゃんに10数本の花が並ぶことも。
・・・まるで、まるで、昔の映画に出てきそうな、タイムトリップしたかのような出来事でした。
この演芸場、明の時代に建てられて、もう700年経ったとか。

道を隔てた先には、数十階のマンションや大型スーパーがそびえている。
いまにも消えてなくなりそうなこの一帯は、1年後もあるだろうか?
外国人の勝手な感傷だけど、この演芸場もこの路地も、ずっと残ってくれたらいいなあと思いました。
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by yokoyoko10 | 2006-03-26 15:08