昨年10月からこのブログ放置してました。。そろそろ書こうかな。


by yokoyoko10
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絵をかくこと

以前広告の仕事をしているとき、わたしがもっとも信頼している先輩に
相談ごとをすると、「どんな絵をかいてるの」とよく言われました。
禅問答のようだけど、つまり、どんなヴィジョンがあるのか、着地点をどうとらえていて、
そこにいたるまでの「絵」がきちんとかけているのか、というようなことです。
営業に求められる非常に重要な資質です。
絵がきちんとかけていれば、スタッフをそこに導いていけばいい。

わたしは絵をかくのが下手でした。
正確にいうと、絵をかく訓練・鍛錬をしていないからかきかたが全然わからず、
そういう意味で、わたしの周囲のスタッフはずいぶん苦労したと思います。

30歳をむかえるころに、ようやく絵がかけるようになってきました。
こういう提案をしたい、というのを明確に出せるようになったら、
コンペの勝率もだんだんあがってました。

中国に行きたい、と思いついたのが確か31歳のとき。
そのときから、自分の人生の絵をかくことが、だんだん自然な思考回路になるようになりました。
それは、人生を逆算して考えることでもありました。
たとえば2年後のこの時点でこうなっていたい、こういうことをしていたい、
じゃあ今何をやるか、というように将来から今をみる感じ。
そのスパンが長くても短くても、自分が着地したいイメージが具体的にビジュアルになって
目の前にうかんだら、それは成功したこととほぼイコール。
そして、ほぼ、そうなっている。

いま仕事してて、ある大きな業務を受注して、売上をとにかくあげたいという
チームの考えを聞くと、受注したあとの体制作りとかスケジュール管理とか、
将来的にどう拡大したいのかとか、そういう絵がぜんぜんかけてないからびっくりする。
その業務を成功に導くための情報が少なすぎて、窓口であるわたし自身が、
絵をかけていない。そのことの不安を訴えても、楽観視され、売上額の算段ばかりしている。
上司が日本人ではないことによる、仕事に対するカルチャーのちがいなのか
言葉の問題なのか、まだよくわからないんだけど。。。
いま見えてしまっているのは、受注しててんやわんやになっているイメージ。
これを現実にしないようにするには、効率的にさくっと進めるイメージを浮かべて
そこにはまらない出っ張りを矯正していく感じです。

こう書くと、ずいぶんロジカルな、成功者のように見えるかもしれないけど(みえないか)
実際は、勉強しながら仕事する、北京の一苦学生(?)にすぎません。
ただ、昔から直線的な人間だったけど、さらに遊びの部分が少ない人間になっちゃってるかも。。
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by yokoyoko10 | 2006-07-22 12:10

急に、村上春樹

わたしは、村上春樹にまったく興味がありませんでした。
「ノルウェーの森」、ベストセラーになったときに、一応読んでみたけど、
読後感も、ストーリーも、なんにも覚えていない。

5月に一回帰国したときに、重量を気にしつつ厳選してもってきた本の中に
彼の「シドニー!」という文庫本をつっこんできました。
これは、シドニーオリンピックの記録集みたいなものだったから、いわば北京オリンピックの
参考書代わりにもってきたのです。(まあ実際はぜんぜん関係ないんだけど)

夏休みがはじまるまで、たまに日本語の活字を読んでも、常にニュースとか参考書とか
ビジネス系とか。小説めいたものを読む時間も、余力も、まったく残ってなかった。
夏休みをむかえて、ようやく手に取った「シドニー!」
そこでわたしは、びっくりしたんです。

なんてフラットなんだろう、と。
行動も、視線も、筆致も、ことさらに特別めいたにおいを感じさせない。
出版社のお金で取材にきているわりには普通の人と同じようなホテルにとまり、電車で行動し、
普通の人と同じようにキャシー・フリーマンの400M金メダルに感動しつつ、つまらない出来事には悪態をついてみたり、
そしてそういうときの心のひだとか空気みたいなものを、仰々しさをみじんも感じさせず
自分のピッチで普通につづっている。

これはまいったなあ、って思いました。
シドニーオリンピックのころに彼は51歳で、その年代にして、こんなにつるりとした、
おやじくささとは対極にあるものの見方とか筆の運び方があるのだなあと思いました。
むしろ危険なのは、彼の文章は、まねできそうな錯覚をおこすことかもしれません。
爽快な映画をみたあとに、主人公のイカした感じをなぞりたくなってしまう感じに
にてるかもしれない。

彼の小説を無性によみたくなりました。
エッセーと小説では、またずいぶんちがうのかもしれないけど。
とにかく、ニュースとか参考書とはちがう日本語に、すごく触れたくなりました。
日本人が幸せなのは、同じ母国語をもつ彼のような人の文章を、彼がかいたまま
そのまま読めることだと思いました。
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by yokoyoko10 | 2006-07-12 02:33

続・中田考

い、いかん、、、
ミクシイにも日記を書き出したら、こっちが完全に間があいてしまった。

え~っと、ひきつづきナカタの話でも。
(なにものだオマエはという声、ごもっとも)

わたしが今いちばん気になってるのは、彼の今後の肩書きが
どうなるのかです。
当面、ニュースでは「元サッカー選手の・・」って言われるだろうけど、
じゃあ、本職はなんなんだっていう。
一応東ハトの役員やったり、カフェ経営とかやってるみたいだけど、
実業家って感じでもないしね~。
まあ将来的にはそういう方向なんだろうけど。
彼の頭脳がいかほどのものか知りませんが、もしハーバードに入ったら、、
「学生」
わたしとおんなじじゃん!みたいな。

そして、彼が今後どういう立場でメッセージを発信するのかも気になる。
彼は、いままで彼を応援してきたファンと、どういうかたちで接点を取り続けるのでしょう。
というか、いままで彼を応援してきたひとは、突然ほうりだされたわけで、
いくら「みんなの応援があったから、それを信じてサッカーをやめられる」って
いわれても、それで中田はいいとして、ファンはけっこう微妙な立場におかれると思います。
彼の人間的カリスマにひかれている女子はおいといて(まあわたしもその口)、
純粋に彼のプレーにひかれていたスポーツファンやちびっ子は
ぽーんとサッカーをほうりなげた(彼自身は何らかの形でサッカーはつづけるとはいってるけど)
彼を、どう扱ったらいいんでしょう。

いずれにしても、面白い人ですね。
旅行してリフレッシュするっていってるけど、北京にもあらわれてくんないかな。
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by yokoyoko10 | 2006-07-05 20:06